【初心者必見!】JLPGAのデータでみるナイス〇〇の掛け声された時の返し方

コースマネジメント

ゴルフをやっていて、掛け声って色々ありますよね。

ナイスショット!

ナイスアウト!

ナイスボギー!

とか。

掛け声とその対応について考えてみましょう。

今回はJLPGA(日本の女子プロね)のデータで見てみます。

日本女子プロは激戦なので、プロ80位でも有名選手が名を連ねます。今回は80位を参考にします。

今回のデータは2020年を使います。

ティーショットにて。フェアウェイキープ率

2020年のフェアウェイキープ率80位は森田遥選手。

46.7%です。

森田選手も有名ですが、80位近辺で有名選手をあげてみます。

82位勝みなみ選手

78位穴井詩選手(この選手は飛ばし屋なのでキープしないのも分かりますが、、)

73位臼井麗香選手

この辺りの有名選手でも50%いくかいかないか、なのです。

毎日血のにじむような練習を繰り返し行っているプロですらこの数字なのです。

アマチュアゴルフにおいて、ラフに行っても次打が打てればナイスショットには変わりません。

OBと、傾斜がひどい次打が打ちにくい箇所でなければナイスショットで問題ないということです。

グッドショットといういい方も多いですね。方向はともかく、いいショットであったという意味合いもあり当たり障りがないということですが、好きなほうを使うのがいいと思います。

これまでは言う側の話、これからは言われた側の話をします。

ナイスショットと言われたのに、

『いやー、みぎに曲がってラフだよ。最悪だなぁ。』っていう人いませんか。

プロですら、フェアウェイキープが50%いかないのに、、。

ゴルフと言うものを知らないのだなぁと。

ローハンデのゴルフも右も左もいきますが、グリーンを狙うときのショットの精度は非常に高いです。

ドライバーはまったくグリーンを狙うクラブじゃないから前に行けばいいんです。

照れ隠しでいうのか、本当に思っているのか分かりませんが、曲がるのが普通です。OBに行かなくてそこそこ前に飛べばナイスショットです。

このようにちょっとラフに入ってしまっては、小言を言う方

この言葉に書き換えましょう。

『ありがとうございます!』

ナイスショットと言われたら、ありがとうございます。

と言いましょう。そう自分を肯定していきましょう。

ティーショットにて。飛距離

80位は安田彩乃選手

224Yです。

コースの目印は大抵230yです。

そこまでも飛んでいません。

でも平均ストローク数は73.5打です。

『いやー、きょうは飛んでねぇーな』とか言わず、

これも、ナイスショット!と言う言葉に対して

『ありがとうございます!』と言って、次打に集中するのが得策だということは理解できますよね。

バンカーにて。サンドセーブ率

80位は渡邊彩香選手

29.5%です。

3回に1回も1パットで入っていないのです。バンカーは寄らないのです。

90位までいけば19.5%なので5回に1回も入っていません。

だから、アベレージゴルファーにとって、バンカーから出ればナイスアウトなのです。グリーンに乗ればなおさらです。

これも、テレビ中継など、優勝争いの上位選手ばかり見ているから、プロはバンカーで1パットまで寄るもんだと勝手に思っているのです。

これも

『グリーンのカラーかぁ。へたくそだなぁ。今日はダメだ』とか言っているくらいなら

次のパットでを寄せて2パットで上がることを全神経集中すべきです。

この時も、ナイスアウト!と言う声に対し、

『ありがとうございます!』

と言えば、気持ちよく次のパットに望めます。

グリーンを狙うショット   パーオン率

80位は大城さつき選手

58.0%です。

6割すら乗ってません。

プロですら4割グリーンに乗ってないんですよ。7ホール以上はグリーンを外すってことです。

ですが、平均ストークは74打です。

大城さつき選手はバーディ率は1ラウンドで1.9です。

ということは、ドライバーより、アプローチ+1パットとアイアンショットの精度がどれだけ必要なことか分かりますよね。これがパーを取りこぼさないということなのです。

こちらも、グリーンに乗れば、ナイスオンでいいのです。

ここでも、

『手前だよ、今日はだめだなぁ』とかいいながら、ショットがちょっと噛んだようなしぐさとか、まったくいりません。

プロですら4割外すんですから。

ナイスオンの言葉に対して、

『ありがとうございます!』

と言って、ロングパットの傾斜にしっかり集中したほうが理想です。

最後に

私が今回言いたかったのは、良い雰囲気は良いショットを生むってことです。

ナイスショット!ってナイスショットが出れば、他の人もナイスショットが出やすくなり、全体でスコアが良くなるのです。

組の雰囲気をわざと自分から壊すことは必要ない。

気持ちを上げすぎる必要もないですが、平常心でゴルフに臨むことは大事なことです。

そのためにもナイスショットと言われたら

不平を言いそうになったなら、『ありがとうございます!』

という言葉に変換して積極的に使ってください。

カンタンに気分を平常心に持っていくことが出来ます。

そして、周りもよくなり、相乗効果が生まれます。


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