最近、シャローイングなど、いろいろなスイング理論があり、それを一生懸命練習していますか。
時間とお金がある人なら、それができますよね。
なかなか、それも出来ない人は、定着まで時間がかかり結局中途半端になってしまってスイングを崩している方もいるんではないでしょうか。
わたしが、3年くらいにたまたま寄ったブックオフで見つけた100円の雑誌の内容が神回過ぎて紹介したいと思います。2007年7月の雑誌です。雑誌の内容としてはもったいないくらいの濃い内容でした。まさに神回です。
こちらです。
内容としては、ひと平面スイング、ループスイング、逆ループスイングがあり、どんなスイングもすべて正しいという内容になります。
の話なのですが、最近なら、シャローイング=最高みたいな風潮ですよね。
この雑誌の特集は
人には運命のスイングプレーンがある
と言う内容なのです。
理想のスイングプレーンを追求しすぎて、自分のスイングを見えなくなってしまったプロの話が書いてあり、自分の遺伝子プレーンを見つけることが大事ということが書いてありました。
スイングには、絶対いじっちゃいけない部分がある。そこが己の遺伝子だ
と書いてあります。
骨格的にできない動きを無理に真似することはダメなのです。
骨が運命のプレーンを決めているということ。
例えば、
肩甲骨の可動域が広ければループになりやすく、狭ければ逆ループになりやすい。
等動きやすい骨格があるということなのです。
やはり、カラダが人それぞれ違うので、無理があるのであれば、理想へ近づけることは良くないことだと書いてあります。
そして、インパクトゾーンは意識して作ってはいけない。これは運命プレーンが決まれば自然に決まり再現性の高い球筋も生まれるのだ。と。
インサイドアッパーが今はドライバースイングとして最高とされがちですが、
逆ループプレーンというのも利点はあり、飛ばないですが、方向性、飛距離は安定し、置きにいくスタイルであると。
某プロの理想に近づけるための言葉が響きます。
理想のオンプレーンを求めていた時は球のゆくえより手の動きの方が気になっていました。
と。
ほんと、練習場シングルとなってしまうパターンがこちらですね。
目的は球を狙ったところに止めること。
でも、練習場シングルは、きれいなスイングをすること。
と手段が目的となってしまっています。
練習場でも、きれいなフルスイングしかしていない方いらっしゃいますよね。距離を合わせるハーフショットも大事なのに。
もちろん、スイングがよいことは、スコアが良くなる手段ではありますが、
スコアが良いこと=スイングが良いこと にはなりません。
目的は、狙たところに球を止めることです。
少し前に大活躍していた
PGAプロ15勝のバッハワトソンは、ティーショットで大スライスしたショットを打っていました。でも安定していれば何も問題ないのです。
もし、あなたが、逆ループだとしても、スイングの安定性があるのなら、それは遺伝子プレーンなのかもしれません。逆ループでも大活躍したプロはたくさん居ます。
今や、スタックインチルトなんて言うコーチはいません。それぐらいメディアの流行でいろいろなスイングが出てくるんです。それのたびに追いかけるには、一般人には難しいことです。
安定しているのであれば、メディアに惑わされないあなただけのスイングを極めることが近道です。
伝説のトップアマ、故、中部銀次郎さんも、ヘタを固めろとおっしゃっています。
飛ばない、いろいろな方向へ曲がる人はスイング改造が必要と思いますが、安定しているひとは今回の内容を見てもらって参考になればと思います。
これも、メディアでは出てこない内容です。なぜかって。そのままでいいという結論じゃ、お金にならないですからね。でも核心なのです。
このページには日本のトップアマのスイングがいろいろと載っています。
個性的なスイングが多いです。
ですが、再現性が高いので、トップアマなのです。アマチュアゴルフの神髄なのです。
わたしは、今は販売中止で売っていませんが、フルミエルというシャフトに付けるスイング軌道をみることが出来る機器を持っていました。
その器具で測ってみたら、私はひと平面タイプ(オンプレーン)でした。
だからって、最近流行のシャローイングにしようなんて思いません。
これがわたしの遺伝子スイングなのですから。
最近はソニーでスイング軌道が測定できるもの出ていますね。
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根本的な再現性の低いスイングは治す必要があります。
大きなミスがあるのかどうかを測定する道具としては有効と思います。
また、私は、フルミエルを調子がいい時のデータだけを撮っておいて、不調になったとき何が違うのかの確認で使っていました。よりいろいろな計測が出来るようですね。
機器の進化は早いです。
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