ドライバーが少し曲がり、フェアウェイバンカーにつかまりました。
さてどうしますか。
ここで、100、90台のゴルフか80台のゴルフかが、分かれます。
さて、すすめましょう。
フェアウェイバンカーの脱出
フェアウェイバンカーは、出す際絶対ダフらないこと。
クリーンにも打とうとしない。
ハーフトップで打ちます。
それでミスしてクリーンに打てたのならOKミスです。
最初からクリーンに打とうとして、ダフると0点です。
ここまでは技術編ですのでハーフトップで打てるクラブで練習ですね。
あまり欲張らず、ハーフトップです。
アゴが高く近い場合
ここでスコアの差が出ます。
アベレージゴルファーのほとんどが、残り距離だけでクラブを選び、UTなどで打ってあごに当たりまたバンカーショットとなるのです。
冷静にそのアゴは何番のアイアンなら出ますか?
7番でしょうか、8番でしょうか。
そして、先ほど言った通り、ハーフトップで打つんです。
ハーフトップの加味して、アゴ超えられますか?
ダメなら、PWでどうですか。もちろんハーフトップで超えられるかです。
これでだめなら、52度でエクスプロージョンでもいいです。これなら超えられますね。
自分で超えられると思うぎりぎりではなくて、それから1~2クラブ下げましょう。絶対に超えることが優先です。
絶対です。
発想を変えるための考え方
心理として、バンカー超えても、距離が残る心配しているから短いクラブ持てないんですよね。
だから少しでも近くに飛ばしたい心理が働くんです。
じゃあ計算してみます。PAR4で考えます。
フェアウェイバンカーは、ドライバーでつかまるように設計されていますから、380yPAR4で
大体残り距離150y~200yです。
バンカーからPW(100y飛ぶ人)でハーフトップで当てたとしても残り50y~100y残しです。
3打目で十分グリーンを狙える距離なのです。ここでもまだパーはあきらめていません。
これなら90台の人なら十分ボギーを狙えます。100切れない人でもダブルボギーで納められる可能性が非常に高くなります。
でも、いつもあごが近くても長いクラブを持つ人のパターンは、打ってまたあごに当てて再度バンカーに。3打目になったので引くに引けずまた同じクラブで打つも、ダフリ、30y位やっと出た感じ。残り170yあるので無理してまた長いクラブで振って、今度はグリーン奥に行くか、グリーン周りのバンカーへ。。。大叩きパターンですね。。。よくこのパターンありませんか?
ゴルフは絶対に大叩きしちゃダメなんです。
ボギーはいいけど、8点、9点、10点は絶対にダメです。
分かりましたか?絶対にフェアウェイバンカーは、一発で出さなくてはいけません。
そして、バンカー入れた時点ではホール打数への影響は1打とすること。ココで、0打を考えて3打の損にしないこと。1打の損とする事で必ず取り返せる時がきます。
特にあごが近い時は絶対に守ること。
欲との闘い
フェアウェイバンカーは、欲との闘いです。
同伴競技者として、このあたりの判断をサラッと、出る距離のクラブを持っていると素敵です。
そして残り距離もしっかり計算して、パーを取る人は、なお素敵です。
力量を分からず、無理して出ないというのは、素敵には見えません。
ゴルフはアタマを使うスポーツです。技術だけで乗り切ることはできません。
特にトラブルの時にそのアタマの差が出ます。
これはアタマがいいのではなくて、経験です。
でも、経験は聞いたり見たりして意識することで身になります。ラウンド数が少ない方でも、意識すると早く上達します。
そんな、ちまちましたゴルフは下手くそのゴルフだよ。と思った方は遠回りします。プロの方がセーフティだからです。プロほどこういう判断は徹底しています。刻んだ分、あとのアプローチ練習に余念が無いのです。
この事例を次回のラウンドでいかせて頂ければ幸いです。
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