アイアンは基本、どんなクラブでもそれなりにまっすぐいくものです。
でも、ドライバーや、フェアウェイウッド、ハイブリッドなどは初めの1発で、フックが出たりとつかまりが良かったり、プッシュが出たりと上級者でも初めはどんな球が出る分かりません。
そこから、上級者はクラブの癖を掴みモノにします。
それがいやなら、クラブをいじります。
それがクラブ沼です。
これにはまると抜け出せなくなります。
だから、癖を掴むことが必要になります。
UTやFWが曲がり続けることはどういうことか
アベレージプレーヤーは、スイングが良ければ、どんなクラブでもストレートな球が出ると思っていませんか?
アイアンはフェース通りの球が出やすいですが、
UTやFWは癖があります。そしてクラブごとの個体差があります。
クラブを替えた時は、この癖を掴むことが一番初めの作業です。
スイングで治そうとしないことです。コレをスイングで治そうとすると、アイアンやドライバーが崩れます。
では、どうやってみるのか。
FWやUTは、球の位置と、フェースの開きです。
アイアンが曲がらないのであれば、これだけで解決させるのが最短です。
まずは開きです。
みなさんは目標にクラブを合わせる時ここで合わせいますか?
ここで合わせていますか。
上の例で合わせている方、ショートUTが引っかかって嫌いではありませんか?
UTはロングUT19度、22度くらいだと、上の構えでもまっすぐなものが多いですが、26度くらいのUTになると上の線とフェース面は向きがちがうことが多いです。
キャロウェイは極端ですよね。どこで合わせるかは大きく変わります。
どちらでもいいのですが、自分の思い描く弾道の構えを見つけてください。
覚えてほしいのは、フェース面と、上部のラインはショートUTになればなるほど変わることが多いということ。
引っかかるひとは、特にショートUTは練習場で、思いっきり開いて構えるくらいが正解の場合が多いです。上のUTヘッドだと、上のラインで合わせるとフェースは被ります。だからフェース面で管理するのです。そうすれば、高さの管理も出来るようになりますので、あとでも楽です。
これは極端にやってみる事。練習場で開いたり閉じたり極端にやってみてください。
この上のラインとフェース面が違うということは絶対に覚えておいてください。
これはFWでも言えることですので同じです。
特にショートUTは引っかかると思っているひとは構えを間違えていて苦手意識を持つ人が多いので要確認です。これさえ覚えれば、ロングアイアンより絶対カンタンですから。
球の位置
FWの球位置は左足気味と言われることが多いです。
そして、それを疑わず、左かかと線上にしか置かないで、毎回引っかかる、引っかかるというのありませんか。
これも極端に右に置いたり、左に置いたりしてみてください。
トップしたり、だふったりする原因でもありますから、どこかにいいポイントがあります。
これもクラブの癖がありますのでどこがいいかはあなたのスイングとクラブ次第です。
引っかかるのも、左に置いたせいの場合もありますし、右の場合もあります。
特に3Wなど長いクラブはクラブが寝て入りやすく、上から見ると円運動が強くなります。
右に置くか、左に置くかで出球は変わりますよね。
これと併せて、フェース向きが絡んできます。
右に球を置いても、フェースを被せ気味にすれば、きれいなドローが出ますし、左でも開いて構えればきれいなフェードになります。真ん中でストレートボールを目指すのもいいですが、クラブの癖を覚えて3Wだけはドローになるという風に覚えるのもゴルフ戦略です。
クラブの癖
以上の内容だけでかなり改善されるはずです。
そして最後になりますがやっぱりクラブの癖を覚えることです。
このクラブは開き気味でまっすぐに飛ぶとか、右に球を置くと調子がいいクラブだとか。
1本づつ覚えるのです。
買い替えなくてもいいんです。
トップやダフリはウエイトテープ貼ってバランスや重さを替えてください。シャフトを替えてもいいですが、これが俗にいうゴルフクラブ沼です。いくらお金を掛けても正解は見つからないかもしれません。極端に調子が違わない限りまずはウエイトテープです。
そしてクラブごとの癖を覚えれば、出る球は分かります。
ドローの持ち球のひとでも、このクラブだけはフェード気味になるとかあってもいいんです。
覚えておけば大丈夫。球筋が一定ならいいんです。
それがいやなんですよね。分かりますよ。だったら、そのクラブでその球筋を出そうとせず、買替です。そしてゴルフクラブ沼にハマっていきます。いっぱいお金使って究極のセッティングに落ち着くまでどっぷりと沼にハマってくださいw
私は、試打してある程度の球筋が分かれば、癖を覚えてそのまま活用します。
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