絶対、ダボは打たない。その方法①

ダフリ

ボギーはいいけど、ダボはダメ。

よく聞くことですよね。

じゃあ、スイングよくする?

という話はどこでもありますので、ここではあまり言われないけど、上級者でもアマチュアはやっているひとが多い方法を書いてみます。

正直、なかなか世に出ていないと思いますので、しっかりと覚えてくださいね。

ターゲット層は、90台で回るけど、80台前半が出ない、とか、80台は出るけど、70台を出したこと無い。この辺りの方必見です。

残り160y 6I編

さて、以下の例を考えてみましょう。

PAR4のセカンドショット。風は無風。フェアウェイをとらえていて、ライは前日の雨上がりで少し濡れた状態です。芝自体はきれいです。

ピンまで、160yです。グリーン奥です。

あなたの飛距離は6Iで160yです。

なにに気を付けて打ちますか。

PAR4のセカンド残り160y

①困ることはない。練習通りしっかりと打っていく。それだけだ。

➁雨上がりが気になっている。ダフリたくないです。ハーフトップでもいいから、しっかり振ろう。

はい。

今回お伝えしたい内容でいうと、

➁が正解です。

なぜかっていうと、

スイングやヘッドスピードにもよりますが、

基本的に6Iだと、

ナイスショットが160yだとすると

軽くトップした場合だと160yより飛びません。

軽めにショートするってことです。

グリーンのピンが160yですから

奥には絶対こぼしたくありません。

というか、奥にこぼしてはボギー以上確定と考える癖をつけていたほうがいいです。

では、ダフリならどうでしょう?

濡れているライでダフると、かなりショートします。

100y~120yとか。それぐらいでしょうか。

サードショットでも、40y~60yとかいやな距離ですよね。

一気に不利になります。

今回は平均的なヘッドスピードで言っていますので6Iで書いていますが、もっとヘッドスピードが速い人なら、5Iかもしれませんし、遅いなら、9Iかもしれません。

わたしの場合だと、8Iのハーフトップでナイスショットとほぼ同じ距離。6Iならショート。9Iならナイスショットより飛んでしまいます。

ハーフトップといえど、クラブ自体はダウンブローに入っているから、スピンは入っている計算です。

このあたりも理解しておくといいですね。

この上下失敗したときの総飛距離を知っておくのです。

今回は、ライも滑らないので、6Iなら、ハーフトップでもいいや。というスイングをすると、ミスしても、グリーンか、グリーン周辺まで運べます。

けど、ダフリなら、かなり距離を残しますので、ボギー以上の確率は上がります。

ハーフトップ、トップ、ナイスショットの総飛距離って気にしたことなかったのではないでしょうか。

しかも、トップってサイドスピンが無くて、曲がり無しですので、グリーンに結構乗ったりします。

トップして、ラッキーというショットをしたことありますよね。

あれを意図的に、失敗方向で発生させるのです。

ナイスショット出来れば最高。

トップしてもグリーンはとらえる。

これは、ミスが出やすいアマチュアで上級者が使うテクニックです。

ツアー選手はこれぐらいでダフリのミスショットはしないので教えてくれません。

だから、youtube見たって出てきませんよ。

70台を目指すアマチュアならではのテクニックなのです。

110yの場合PW編

今度は110yのPAR4セカンドです。

あなたの距離はPWで110yです。

ライはフェアウェイで非常によいですが、若干ですが、左足下がりです。

PAR4のセカンド 残り110y

さて、何を考えて打ちますか。

①これはもうチャンス!ピンをデットに狙うにきまってます。

➁さっきの通り、ダフったら飛ばない。ハーフトップでもいいので振っていこう。

③トップが怖いです。トップしないように球の手前までインパクトをしっかり低く出していこう。

今回も➁でしょうか。

今回の正解は③です。

解説は、6Iの時に言った通り、

6Iのトップは総飛距離が短くなりますが、

PWの場合

トップしたら、総飛距離は伸びてしまいます。

120yとか125yとか。

PWぐらいロフトが寝ていると、トップは厳禁なのです。

それぐらいなら、ダフリのミスのほうが助かります。

今回は左足下がりですので、なおさらトップの可能性が高いですね。

であれば、今度はトップをケアして打っていきます。

何度も言いますが、グリーン奥にこぼすのは、絶対にダメです。ボギー以上確定です。

PWでダフったとしても、手前はチャンスがあるのです。奥はチャンス無しです。

もちろん、PW程度であれば、ナイスショットしてほしいですが、ライによっては緊張することもあると思います。

そんな時はこういうケアを心がけていけばいいのです。

ミスショットしても、パー。悪くてもボギー。

これを目指すのです。

これがアマチュアの攻め方なのです。

最後に

どうでしたでしょうか。

なんだそれ、ミスしないように練習するしかないじゃん。へたくそじゃん。

と思った方。

アマはそんなに練習量を確保できないので、ショットのミスはどうしても発生します。

ミスしないゴルフを求めず、ミスするゴルフを許容する。

ゴルフは

現在の技術で、どれだけスコアを縮められるかを競うスポーツです。

いつも、ナイスショットばかりイメージしててもミスは発生します。

ミスしたときに、ミスにならないミスをする考えを持つと、気持ちも楽になりますし、楽になれば、ナイスショットも出始めます。

プロはやらない、アマの攻めです。

こういうのは世に出てこない内容だけど、トップアマは自然に考えていたりすることです。

こういうことがあるから、うまい人と回るのが、うまくなる秘訣だっていうことなのかもしれませんね。

また、こういう球でグリーンを捉えられたひとを、ラッキーだったね。とか言ってはいけないかもしれませんよ。こういう攻めをしていたのかもしれませんからね。

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