トラックマン、GCクワッド弾道測定器。絶対使わなきゃダメな理由。

コースマネジメント

きょうのお話は、アイアン、ユーティリティの飛距離把握を正確に把握しようという話です。

まずは質問です。

あなたの7番アイアンはどれだけ飛ぶか知ってますか?

キャリーと一般営業のグリーンでの総飛距離を言って下さい。

また、つかまったときと、逃がしたときの飛距離もお願いします。

答えられましたでしょうか?

7番アイアンなんて150yだよ。150y!

と言ってるひとは、よくバンカーに入れてませんか?

スイング上達ではない、自分の能力把握で数打は変わります。

弾道測定器を試しておく理由

アイアンで

7番が150y飛んでいる人で、9番が120y飛んでいるとします。

だとすると8番は135yと思っていますよね?

測定すると以外に135yじゃないことがあるのです。

不思議ですよね。

測定すると分かりますが、そういう結果が出ます。

クラブのせいの時もあります。

工房へもっていきロフトを調べると、市販品のロフト表からズレています。

その際はロフト調整してもらいましょう。

(こういうことが出来るので上級者は軟鉄鍛造を好む理由でもあります。1度程度ならステンレスでも曲げられますが断られることもありますよね。)

また、ロフトが正常でもずれているときがあります。

それをしっかり、自分で把握することなのです。

”わたしはそこまで正確に打てないんで、、、。”

と言う方。

大体の頭の中の距離で、あなたは8Iが135yです。7Iが150yです。

例えば、140yがピンだとします。

上記の設定なら何番持ちますか?

7番で8割ショットをして140y狙うか、8番で強く打つのか。

悩みますよね。決め切らないで打つことがミスを誘発するのです。

例えば、この例なら、指2本分短く握って、フェード気味にしっかり打つ。または、普通に7割のハーフスイングでしっかり打つ。または、8番でショートやむなしと考えるか、8番で強めに打つのだけれど、強く打つとショートアイアンは左に引っ掛けやすいので気を付けて打つ。とか。

大体の距離だから悩みますよね。

この中間の距離も、計測機で測っておき、指2本短くとか分かっていれば、悩まず打てますね。

しっかり意識してから打つのとは訳が違うんです。

だから、どのレベルでも正確な飛距離を把握するのは必要なのです。

そして、右に外しやすい傾向なのか、左なのかも数値で分かります。

今は、デジタル時代です。勘だけで練習するのはまさしく遠回りの練習なのです。

レンジボールで何ヤード飛んだとか、ボールが練習ボールではまったく分かりません。

レンジボールはスピン量も違うので高さも違うし、飛びませんし、落下地点が土じゃ総飛距離も分かりません。

あくまでスイング練習なのです。

では実際に測定してみましょう。

トラックマン、GCクワッドが使える場所が近くにあれば理想ですが、高額な機器ですので難しいかもしれません。スカイトラックも打席で使える練習場も少ないかもしれません。

では、どうしましょう?

GOLFZON等の最新シュミレーションゴルフならある程度正確に測れますので、そちらを使いましょう。

GOLFZONなら、スマホアプリで、結果も保存できますので、あとからゆっくり確認できます。

理想的なスピン量等をみて練習するのは置いておいて、

まずは、すべてのクラブを打って確認します。

初めて測定した方は、大抵

”この機器は、距離が厳しい”

と思うひとが多いです。飛ばないんです。実際は飛んでないんです。

風で飛んでしまった最大飛距離を自分の距離だと思っているのです。

そして、この飛ばない現状で力みますが、すべて8割スイングをしてください。自分的に気持ちいいスイングが7割なら7割でOKです。

アイアンで全力は無しです。ラウンド中、アイアンでマン振りはありませんから。

その数値を紙に書いておきます。

キャリーと総飛距離です。

きっと、じぶんの思っている飛距離階段とは違うと思います。それが、グリーンオーバーとバンカーに入れる原因です。

そのデータをどう活用するのか

8割スイングでのクラブデータが出ました。

その距離を忘れないでください。

といっても、人は忘れます。

なので、クラブシャフトにシール貼って書いておいてください。

8番のシャフトに135yとかシールに書いちゃうんです。

ラウンド中は絶対に、この数字以上は打ってはいけません。

これを守ってください。

キャリー、総飛距離頭書いておいてくださいね。

実際のラウンドにて

ショートアイアンなら、キャリーと距離があまり変わりませんが、それでもコンパクション(グリーンの硬さ)が硬い時はランが出ます。

また、ロングアイアンとか、ユーティリティはランが多く出ます。ココの部分のキャリーを把握してほしいのです。

例えば、

ピン180yで、バンカー越えです。165y超えないとバンカーに入ります。

という状況でユーティリティでピンを狙うのは相当難しいことだと分かります。

ナビでバンカー超えの数値を確認することで分かる内容です。

この状況で初心者はグリーンを狙うことの一択になります。

そしてバンカーに入れます。

こんなミスしていませんか。

こんな時、

・受けグリーンがきつくないか(奥に行っても大丈夫なのか)

・バンカーのあごはきつくないか(バンカーが得意で、たとえ狙ってバンカー入れても問題ない状況なのか)

・手前の花道からアプローチだと寄せワン狙えるカンタンな状況なのか。(刻んだほうがいいのか)

・バンカー左端に打ってグリーン手前に乗せることを狙う場合、右に絶対出ない精度の打ち方が出来るか。

・フェードで高い止められる球が打てるか。

など、。

って標準キャリーが分かっていれば考えがいろいろ出ますよね。

戦略は、技術力にもよりますが、中級者であれば、大抵は手前でバンカー入れないで、花道に刻んで、寄せワンでパーを取る努力をするというのが一番スコアになる可能性が高い戦略と思います。

(こういう時に寄せの練習が必要になりますね)

今回みたいに、キャリーが分かればミスを減らせるのです。

最後に

まずは距離の把握です。縦距離が合わせるのがゴルフです。

そして、8割スイングでの飛距離以上は絶対に狙わない。

これを守れば、すぐにスコア縮まります。

そのためにはまず、正確な測定機器で把握してくださいね。

ユピテルの小型のものでは、数ヤード以上の誤差があり正確には測れません

また、これが把握できたら、ドローフェードの打ち分けで飛距離が変わりますのでその把握もしておくといいですね。


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コメント

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