スコア90付近で停滞している時の勘違いPART2

アイアンショット

90付近で停滞している時の勘違いPART2です。

前回、パーオン狙い過ぎの話をしました。

パーオン狙うのはいいのですが、狙っちゃいけない時があるということの理解を今回深めましょうか。

特に、対象としては河川敷のゴルフ場だとスコアがいいけど、普通のゴルフ場だとスコアを崩す人、今回のテーマがあてはまると思います。

ショットの実力

こんな状況どうしますか。

その時にピンを狙うことが多いひとのための脳みそリセットを書いていきます。

残り130yとします。

実際のあなたのアイアン精度は実際こんなところです。

でも実際のラウンドでは頭の中でこのくらいで考えていますね?

あなたはツアープロですか?下の図ではツアープロ並みです。

上の図でも90台ならけっこう高いほうですよ。

ここの自分の実力把握が間違っています。

アプローチをなめてはいけない

これで打ったら左バンカーか左サイドにこぼれる、または奥にこぼしたり、最悪で言うと奥のバンカーに落とすということになることは想像できると思います。

この中でどれがきびしい状況と考えますか?

1番難しいのは奥のバンカーです。

河川敷でスコアがいいのはグリーンが平坦だからです。

大抵グリーンは受けています。極端に書くとこんな感じ。

横からみて→へ打つ感じの図

横から見た図

受けグリーンの奥のバンカーに落とすとこんな感じ。

これを乗せられると思っていますか?

プロでもこのバンカーに入れたら止まりませんからね。

プロでも、この状況なら、グリーンにまず乗せて、2パットで納めたいというのがまじめな話で本音です。

でも、90台で停滞している人は、高い球が打てればグリーンに止まると思っていますよね。

絶対に無理です。

出来たとしてもまぐれです。

これが出来るならアンダーパーのゴルフ出来ています。

ぶっちゃけアンダーパーのゴルフが出来るひとはここのバンカーは絶対に避けます。

この考え方の違いです。

絶対に入れてはいけないのです。

普通なら、バンカー手加減してエッジへ。またはオーバーして3パットが現実です。

パー4だとするとダボ確定ヘタするとトリプルボギーです。

次は、

左奥。

バンカー超えてラッキーなんて思っていますか?

ぜんぜんキビシイ状況です。

横から見た図

近くで見るとこんな感じです。

大抵、グリーン周りはラフがきつめです。

そして、河川敷なら、グリーンとジェネラルエリアは平坦ですが、受けているグリーンでは多少でも砲台になっています。

それも、カップが近いサイドにあります。

こんなのも、ロブで上げれば楽勝!寄せワンでパーだよな。

と思っているのでしょうか。

ワンクッションで寄せてやろう。余裕!

と思っていますか?

まず、ラフである不利。

プロだって、ラフに入るぐらいならバンカーのほうが距離感出しやすいなんて言うくらい、ラフは不確定要素が多いのです。

みんゴルだってパワーが85%~60%とかなるでしょ。

それぐらい一定に打つのが難しいのがラフなんです。

それも、一番距離感が難しいのがロブです。

大きく振らなきゃならないので勇気がいるからです。

しかも、ラフはスピンは掛かりません。

グリーン面に落とせても、次はニアサイドっていうこと。

落ちた球は高さがあっても、スピンは掛かっていません。

高さで止められるレベルのグリーンならまだ可能ですが、これにもまして、受けグリーンの下りです。

下へ転がっていきますね。

ワンクッションだって、ラフにワンクッションだと不確定要素が大きすぎてどこに行くかは読めません。ワンクッションは最終手段だからです。

90台の方なら2パット圏内に寄せられればラッキーでしょう。ラフでチャックりや飛びすぎも考えられます。

うまくいってもボギー。普通でダボですね。

それくらい外したくない場所だってことです。

この思考を理解できたならどうするのか?

最悪の場合を考えて避けました。

そうすると2ndショットはこう狙うのが適当なのです。

パター力にもよりますが、3パットしない範囲で右への許容を増やします。

また、絶対にグリーン奥へこぼさないクラブで打つことです。

軽くダフって手前でもOKです。

花道からのアプローチなら、まだパーは残されています。

ここからならボギーで納められます。

グリーンに乗せることでも、手前なら上りのパットが残ります。

これなら3パットも減らせます。

手前のバンカーも避けたいですが、バンカーが得意ならまだチャンスはあります。

ですが、JLPGAの100位でも5回に1回程度のワンパット率。この事実をアタマに入れておいてくださいね。

これでも砂から1パットが2回に1回くらいなんて思っていたらダメです。

1位でもやっと60%ですからね。

グリーンに乗ればOKなのです。

パター、アプローチ、バンカーの得意の順で、多少このアングルを自分なりに得意側へ調整ですね。

80台のゴルフなんてこれくらいです。

90台での停滞って

結局、自分の実力を把握していないから大叩きするだけなんです。

すごいプレーできると思っているからなんです。

あなたの頭の中のゴルフは4日間で20アンダーするくらいのゴルフです。

毎日何百球も打ち込んでいるプロの上位が考えることです。

といってもPGAツアーの上位一部の話ぐらい上の話です。

日本のプロの上位でさえ、そんなこと考えておらず、もっと安全志向です。

どんなショット打てると思っていますか。

目の覚めるようなロブショット。バンカーからは1m以内。

アイアンショットはグリーンは外れることは無い。

こう思って打つことは大事ですが、現実と乖離しているとスコアはまとまりません。

みんなリスク管理なのです。

こっちいけば100点、でもこっちにこぼれたら30点。

より

こっちいけば80点、でもこっちにこぼれても50点

後者がゴルフです。

スコアを作るってこういうことだと思ってやってくださいね。

それでも、気持ちよく打っちゃいますか。

次回のラウンドだけでもいいから、そうやってゴルフしてみてください。

きっとベストスコア出ると思いますよ。

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