片手ハンデの上手な方とまわったときに、いろいろ教えてもらいました。
その中で、1つ為になるお話を教授していただいたので紹介します。
ナイスオンとは。
メンバーコースでの話。
PAR4 私はセカンドでショートアイアンでしっかり乗せて球はこの位置。この日はグリーンは10.5しかも硬く早いグリーン。パーオンです。俗にいうナイスオーン!です。
このホールは受けが強く、上につけると、触っただけで下まで転がっていくくらい受けています。
セカンドで、私はパーオン成功していますので、ナイスオンだと思っています。
その方以外もナイスオンだとたぶん思っています。
でも、これは絶対にやってはいけないのです。
全然ナイスオンではないのです。バットオンです。
ローハンデの方の考え方
その教えは、
『このコース何回も回っていて、受けが強くて、上につけてはいけないことを知っているんだろ。だったら、絶対に上につけてはいけない。上につかない番手で打つことだ。しかも今日は早いグリーンだ。だったらなおさらだ。』
でした。
『カラーでもいい。転がって寄ればラッキーぐらいの番手で打つことだ。絶対に上につけないことに気を使え』
最悪、乗らなくてもいいんです。楽な花道から上りの寄せで、ワンパットでも、パー。
でも上につけたパットでは3パットも大いにありうる。しかも2パットで上がるにも相当神経を使う。
神経をここですり減らしてはいけない。1ラウンドは長いのだから。
乗せないマネージメント。乗ったらラッキーマネジメント
アマのゴルフでは、難しいパットは残さないことが大事。やさしいパット、やさしい寄せならパーは取れる。
確かに難しいパットもたまに入るかもしれませんが、こういうゴルフをやっていては上には行けないことを学びました。
ゴルフは確率論
ゴルフは常に確率論です。
①難しい状態の上につけて超下りのほぼ無い1パット狙い、2パットか、3パットか。
➁ラッキーで転がっていくこともあり1パットか、カラーから上りの2パットか、悪くても花道からやさしい寄せからワンパットか。寄せが悪く2パットか。
技術にもよりますが、
圧倒的に、今回の場合、①だとファーストパットを外せば、3パット確率は非常に高いです。ボギー濃厚ですね。
➁だと、バーディは無くても、パーは取れそうです。最悪ボギーです。
これくらい逆算して考え、セーフティに攻めるのが上級者であり、この考えがゴルフなんだと考えさせられました。
そして、だから、アプローチを一生懸命練習する必要があるんだと。
パーオンばかりじゃマネージメントしていないのと同じ。
今回は、知っているコース(受けの強いグリーン)攻略の話でした。
でも、これって上でもグリーンに乗せたほうがいいと思っていませんでしたか。
パーオンばかり考えてもダメなんですね。ボギーオンでもパーの確率が高い攻めをするべきなんです。
ここの計算をできない限り、波の多いゴルフから抜け出せられないのだと。
このミスって気づかないんですよね。
だって、パーオンしているから。
発想も ”あの時3パットしなければよかったのに。。。俺ってパットがへたくそだなぁ”
と考えるからです。
冷静に考えると、この状態なら3パットしますよね。ココの考えを改めないとダメなんです。
最後に
参考になりましたでしょうか。
ある程度アイアンショットが安定している人からの話となりますが、アタマに入れておいて損はないマネージメントだと思います。
私は、今回を教訓に、パーオンにこだわらず、こういう攻めが出来るようになっていこうと思います。
こういうことってレッスン書に書いてないんですよね。だって、需要が無いから。
ほんと、日々勉強ですね。
もっとうまくなるよう頑張っていきます。
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