フェアウェイウッドでミスをしない方法 ~パー5でまとめる~

ゴルフ

フェアウェイウッドは得意ですか。

苦手な方多いと思います。

でも、練習場ではそれなりに当たっている人への話をします。

当たらない理由は、ずばり、ライの見方です。

今回は一般的な体力のヘッドスピード40m/s程度で、ドライバー飛距離210-220yの方を想定しています。

では、想像してください。

510y パー5 ティーショットで、そこそこの当たりでしたが、ラフへ。

残り300yあります。まだまだあります。

球はこんな感じです。2/3は埋まっている。沈んでいる状態。球の下は空間なさそう。

あなたは、何のクラブを選びますか?

①3W       

残り300yなので、3Wで少しでも近づけたい。200y打てば残り100yだしウエッジでバーディだ!

➁5W  

3Wは苦手だし、距離もあるし5Wで打とう。残りが長いから少しでも前に進ませたい。

③4UT 

ラフだしウッドはダメっぽい。150y以上飛べばアイアンで狙えるから、気楽にいこう。

④7I  

芝の下がなくてべったり地面にふっついている感じだなぁ。7Iで150y飛べば、もう一回7Iで狙おう。フライヤーしてくれたらラッキー。

答え。

芝から少し浮いていたら、4UTでもいけますが、芝に沈んでいて下に空間が無いのなら、迷わず7Iでいきましょう。5Iでもダメです。

アベレージプレーヤーは3Wなら出ないですからね。

この状況なら3Wは持たない。5Wもダメ。

この時の間違った考え方は

残り300yあるから。という考え方です。  

この考えが判断を誤らせています。

残り距離は関係ありません。

正統派の考え方。

このライで打てる番手は?そして、それを打った後はどう出来るか。

150y+150yでもパーオンです。もしグリーンからこぼして寄せても、ボギーオンです。アイアンなら当たりが悪く曲げちゃってOBという最悪は消えますよね。ボギーで納められそうです。集中するのは、こぼした時の寄せです。セカンドで無理しない。

もし、気合いれてフェアウェイウッドなら、どうでしょう。ありがちなパターンを書きます。

芝に食われてチョロして転がり70y、残り230yも残っているので焦ってバンカー位置も見ずにもう一回フェアウェイウッド。

次、当たったけれど、距離あるので乗らず、転がってバンカーへIN。1回目出ない。2回目で出すのがやっと。

砂ならして、みんなに遅れをとっているので、焦って、集中力が切れてて、適当にアプローチ。トップして流れてしまい寄らず。

焦って、傾斜も見ずに適当パットになり3パット。

9点です。

これいつもの大叩きパターンじゃないですか。

絶対これはやってはダメなパターンです。しっかり心に刻んでおいてください。

最初のクラブ選択ミスが余計なスコアになっています。

ラフということはティーショットをミスしていますから、まずはフェアウェイに戻すこと。セカンドはそこそこいけばいいです。

では、次の問題 これは?

これなら、フェアウェイウッドで大丈夫です。が、フェアウェイと言っても、意外にぺたぺた過ぎる芝もクラブが跳ねやすいから、芝をよく見てください。フェアウェイでも、球が浮いているのが理想です。

そして、練習場のように、しっかり振り切ってください。これできっと当たります。

振り切りますが、飛ばそうとしない。クラブが勝手に飛ばしてくれます。また、飛ばなくても170yも飛べば、次はショートアイアンで打てますから。気楽に打ちましょう。200yも飛ばなくてOKなのです。

何度も言いますがライをまず見る。残り距離はそのあとです。

では、これは?

プロでも難しいライと言われるライです。完全に土の上です。

プロでも難しいんですよ。アベレージゴルファーはペナルティだと思っていいです。ここを理解してくださいね。

こういう時は、アイアンでクリーンに当てられれば最高ですが、ハーフトップでもいいと思って、まずは、しっかりこの現状からフェアウェイに出しましょう。

この写真は土の上ですが、もしこの状態の芝の上にあったとしても、土が見えている状態は滑りませんので難しいですからね。ダフって30yが最悪です。

この状態でうまく打てなかったから、FWの練習が足りないと思うことは、上達の遠回りです。

最後に

どうでしたでしょうか。フェアウェイウッドの打ち方というより、フェアウェイウッドを打ってはいけない状況でしたが、当たらない状況が分かれば、フェアウェイウッドの当たりがトータルで増えることになりますね。

パー5のセカンドで残り距離が300yと聞くとフェアウェイウッドで打ちたい。

その意識はまったくいりません。

極端に言えば、300y残して、150y+150yで打って、グリーンを捉えられなくても、寄せ+1パットでパーです。このパーが考えられないと大叩きホールは無くなりません。

集中するのは、この状況ではセカンドではなく、グリーンを狙うショットです。

(3打目のアイアンショット、それをミスしたなら、4打目の寄せです)

これがパーの取り方です。アベレージゴルファーのパーオン率は30%いけばいいほうです。他の70%はグリーンをこぼしているのです。

セカンドなんて飛ばなくてもいいんです。アイアンで打てる位前に行ってくれれば。

3打目勝負なんです。

それを外したって4打目寄せでまだ勝負出来るんです。

寄せを多少(あくまで多少ですよ)失敗しても5打目でパットがあり、まだ勝負できるんです。

セカンドで即死をしないことです。命はあとに延ばししてください。

セカンドのチョロでまたラフ、その後FWを持つことはボギー以上ほぼ確定です。

だから、よく言われる言葉、上級者は寄せとパットは大事というのです。

暇さえあれば、寄せとパットを練習しておきましょう。

ココが自信付けば、セカンドも力まなくなります。

結局、寄せに自信が付かないと、ミスした後にFWを持つ癖から抜けられず、FWがうまくならないスパイラルにのめり込んでいきます。

FWが苦手の話なのですが、寄せを練習してほしいという内容になりましたが、無理する根本的な理由は寄せが苦手だから、FWを間違った使い方するのです。

これ、絶対に上達に遠回りになるパターンです。レッスンとかでも教えないですからね。だって、FWの打ち方を教えますから。でも、根本はココです。

その時の状況で、つい、あわよくばを考えてしまうことがゴルフの難しいところですね。

1度のミスは1度で留める。2度ミスが続くのは余計なスコアになります。


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