ゴルフで効率よく最短にて強くなるには。

上達の話

ゴルフは経験のスポーツと言われます。

失敗したショットや成功したショットの経験を積んでいくうちに、試行錯誤して上手くなっていくのがゴルフだから言われるのだと思います。

回数が多ければやはりスコアが減るのは減りますが、効率よく減らしたいのは誰もがもうことだと思います。

今回は、私が今思えばもっと早くスコアを減らせたと思う。私の誤解していた内容を書きたいと思います。

ゴルフの理想

ゴルフには理想があると思いますので、私が過去に考えていたゴルフの理想を書いておきます。この理想に上達を妨げる原因があることに気が付いてもらえたらと思い、恥ずかしながら書いてみます。

①スイングはきれいでありたい。誰が見てもきれいなスイングと言われたい。きれいなスイングになれば、スコアが良いに決まっている。

我流は出来るだけ避けて、基本に忠実にストロークしたい。

③ティーショットはきれいなドローで攻めたい。ドローがいちばん飛ぶのだから、たぶん得なのだろう。ナイスショット!と言われるティーショットがしたい。

④たまに寄りにくい場所から、スピンの効いたショットをかまして周りをアッと驚かせたい。

パーオン率が高いゴルフがしたい。ショットメーカーになりたい。

どう感じましたでしょうか。

うん、その通り!

と思った方は危険かもしれません。

まずは①②のスイングがきれいということは、ミスショットになりにくいのは間違いないですが、ミスショットになりにくいスイングがきれいなのかは分かりません。私が陥ったのは、スコアを小さくすることより、スイングの美しさ、芸術点を上げることが主題となっていた時期が長くあったことです。芸術点はスコアカードに書くところはありません。ゴルフは、体操やフィギュアスケートではありません。

スコアを縮めるには、スイングの再現性が高ければ問題ないのです。

せっかく再現性が高いのに、最新スイング理論を取り入れたくなるのは危険行為です。再現性とある程度の飛距離が出ている効率のいいスイングであれば、それを固めることです。生涯トップアマであった故中部銀次郎さんの言葉で『ヘタを固めろ』という言葉がありますが、ヘタでは困りますが、それなりに良いスイングであれば、固めるのがいいと思います。最近で言うと、スイングで悩んでいないのに、シャローイングとかGGスイング等々に取り組むとかはやはりやめた方がいいと私は思います。ただもっと飛ばしたいだけなら、スイングを変えず鍛えるのが一番です。

③ティーショットは低く出てもいいから、死なないこと。スライスでもフックでもいいんです。死なない球筋なら問題ないんです。次のショットがカンタンなライから打てることが1番。こちらも、スコアカードに球筋が記入されることはありません。ドローがいいかは分かりませんが、一方向の球筋がいいと思います。

④スピンの掛かったアプローチは難しく多くの練習量が必要です。練習量が取れないのであれば、スピンの少ない寄せを主力に考えたいところです。また、周りをアッと驚かすことが目的になっていたらダメです。スコアを減らすこと。これが1番大事。これも芸術点はゴルフに記入する箇所はありません。

⑤アイアンでグリーンに乗せるゴルフは理想ですが、体調により、外すことも多いと思います。ショットメーカーになりたいと思うほど、アイアン練習ばかりになりますが、外した時の『寄せワン』がスコアをまとめるにあたり大事です。これが一番のスコアを縮められるところだからです。寄せワンと聞くと、寄せばかりに目がいきますが、ワンも大事です。1mのパットを確実に沈める事。この練習が本当に大事だと私は思います。

そしてグリーンを外した時の寄せの自信がすべてのリキミを取り去ります。

過去の私みたいな考えをしている方への練習順序

そんなかっこいいゴルフを目指して、過去の私みたいに考えている方は多いと思います。スコアといってもスイングは良くしたいですよね。

その考えは尊重しつつ、スコアを縮められる効率の良い練習順序を考えてみました。

これがスイングはきれいに、しかもスコアが最短で縮められる方法だと私は思います。

球が当たらない、当て勘がない120台は、まず当たるようになるまでは、レッスン本をしっかり読み練習します。(お金と時間に余裕があればこの時点でレッスンに通ってもOKです)

そして、球が当たるようになったら、レッスンに通います。(これが金銭面で効率がいいと思います)

レッスンでしっかりとスイング理論を身に付ける。

自分でレッスン書を読み独学では、ゴルフの誤解(これがやっかいなのです)にハマり、上達に時間が掛かりますし、相当センスが良くない限り、我流になります。プロでも自分のスイングは確認できない位ゴルフは難しいんです。時短でやりたいなら、コストパフォーマンスがいいのはレッスンだと言い切ります。早めに効率の良いスイングを身に付ければ最強です。

正直、ナイスショットした時は、大抵の一般ゴルファーは、PGAツアープロのようなスイングしていると思っていますからね。あなたもそう思っていますよね。まったく違いますよ。

まずは、スマホで自分のスイングを撮ってまずはがっかりしてください。

それでも、自分のスイングが結構いい感じと思った人は、たぶんスイング理論の勉強不足です。自分のスイングが完璧と思えることは永遠のテーマでなかなか無いことですから。

これをいうのも、カタチだけ真似しても、スイングの原理原則を知らないとカタチだけを真似したゴルフスイングになりますのでスイングはきれいなのにダフりが止まらないとかおかしなことが起きますからね。

だからレッスンなのです。

100切り出来ている人が、レッスンで初めに必ずいうこと。コーチには『今のスコアが崩れてもいいからシングルになりたい』と初めに言ってください。これを言わないと、コーチも商売なので、一時的でもスコアが落ちては商売になりません。そのため対処的な指導をされてしまう場合があります。コーチも人を見ています。どれぐらいのスコアに落ち着かせようかと。

次の段階で、80台が出始めた時、レッスンを長くやり過ぎないことです。お金と時間がある方はその限りではありません。レッスンはスイング練習の割合が多いのです。パーオン率が30%超えたらそれなりにスイングは良くなっていると思いますので、アプローチをやれば黙っていてもよくなっていきます。

今度は芝でのパター、アプローチ練習量を多くしてください。これも真剣にちょっとやれば80台のスイング修正より、スコア的に大きく上達しますので平行に出来る環境があれば早めにやることをオススメします。

時間の配分がスコア曲線を変えます。

これと同時に家での練習です。

まずは自分のカタチが出来るまでパター打ちまくり。ストレートがいいのか、アーク(弧を描く)がいいのか等々ストロークスタイルの確立。

パターマットでの50cm~2mを曲げない練習。読みは間違ってもストロークではミスしないと思えるくらいやり込む。引っ掛け、押し出しをパターマットでは絶対しないといえる位練習。コースでヘッドアップは絶対にしないと考えなくてもヘッドアップしないくらい練習。

2~3mでのランニングアプローチ パターマットでOK。。ダフらない。トップしない。これをやり続ける。そうすれば、カラー付近の寄せが絶対よくなります。

カゴを置いてピッチショットもします。カゴに入れる高さも気にして練習です。3y位でOK。

ここには書いていませんが、1発で出ないのであれば、バンカーも1日中練習する日を作ってください。アプローチがうまくなるとともにクラブの入りが上達していくはずです。

最後はアプローチとパターです。

芝で打てる練習場があればそこへ。なければ、ラウンドの日は早めに行って練習です。ゴルフコースのアプローチやパターはラウンドすればタダです。早く行って練習がいいです。ぎりぎりでいくことはしないでください。

時間があるのであれば、ラウンド後もパター、アプローチ練習です。

ラウンドの日は積極的に利用してください。

レッスンを長年やっているひとが陥る罠。

陥る罠は、スイング第一主義という考え方です。

いい球飛んでいるのに、球の方向より、右ひじのたたみ方が、、とか。今のはシャットに上がらなかった、、。とか

出球がいいのに、スイングのカタチを気にしているのは本末転倒です。

その出玉で固めればいいのに。

スイングのカタチばかりにならないでください。

これでは練習場シングルまっしぐらです。

そして、スイング配分が多いのでパター配分が少ないです。

最後に

今回は、私がゴルフを始めて考えていた間違いを書いてみました。

共感したひとしか使えない話ですが、スイングを固める時期、アプローチ、パターを集中する時期は必ずありますので、そのあたりは参考になるのかと思います。

こんなこと書きましたが、正解はありません。上達した者勝ちです。

頑張っていきましょう!努力は必ず報われます。


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